暮らしを豊にする伝統工芸品をお届けします。
今までになかった、ひと手間、ひと工夫を加えた至高の伝統工芸品をお楽しみください。
輪島塗の塗師屋(漆器製造メーカー)10代目田谷昂大が、石川の魅力や伝統工芸品を心を込めて発信します。
田谷漆器店の物作りもぜひご覧ください。
https://www.wajimanuri.co.jp/
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拭漆料理ベラ
¥ 2,200
輪島塗職人の必須ツールである下地ヘラを、料理用のヘラに応用しました。古来より職人が作業をしやすいように角度や薄さを考えて、作りあげられたこだわりのフォルム。料理の際にもその特性が十分に発揮され、使い勝手がとてもいいです。 能登産の天然のヒバの木に漆塗装を施すことで、キレイな木目が浮かび上がり、キッチンに合わせて、優しい雰囲気や高級感をプラスしてくれます。見た目にも美しく長く愛用していただけます。 ヒバの木は柔らかくよくしなるので、金属製のキッチンツールとは違い、お鍋やフライパンを傷つけにくく、ホーロー製のお鍋やふっ素加工のフライパンも長く愛用できます。天然木と天然漆だけでできているので、体にも優しく、地球にも優しいヘラです。 「炒める」「混ぜる」だけでなく「よそう」「攪拌する」「裏ごしする」「潰す」これ1本で6役の使い方ができます。洗い物の量も減らせます。 現在も漆に勝る合成塗料は開発されていないと言われており、漆塗装を施すことで、木内部への水分や油分の侵入を防ぐことができ、耐久、耐水、断熱、防腐性が非常に高くなります。また、漆には抗菌性があり、日々衛生的にお料理をお楽しみいただけます。 輪島塗の職人が下地作業をする際に使っていたヘラを、塗師屋(輪島塗の製造メーカー)の女将が料理に使いやすいと考え商品化しました。実際に使ってみると、機能性、万能性、耐久性に驚き、形をお料理用に改良しました。 漆とは、ウルシの木の幹から採取した樹液 (生漆 ・きうるし) 、もしくはそれを精製したものです。漆は、体に優しい天然塗料です。漆によるかぶれに不安を持つ人も多いと思いますが、それは樹液の状態であって、完全に乾かすとかぶれる心配はありません。 (乾いた漆は基本的にはかぶれませんが、ごく稀に体質に合わない方もいらっしゃいます。) 漆を簡単に説明するとカナダのメープルシロップのような物です。漆は乾くという表現をしますが、実は空気中の水分を吸って固まっていくことで乾いていきます。そのため、漆は使う人の手の水分も吸い、持ち心地がとても良いのが特徴です。 また、漆は20年育てた漆の木からおよそ200g(給食の牛乳瓶1本分)しか採れません。漆の採取作業はウルシの木に傷をつけていくとで行われます。ウルシの木がその傷を保護しようとして出す瘡蓋を作るための樹液が漆です。しかし、傷をつけすぎると木が弱って枯れてしまうので、20年育てた木から200gしか採れない貴重な天然資源です。漆は塗料・接着剤としての役割を果たし、日本では縄文時代からその活用が確認されています。堅牢性、耐久性や加飾のしやすさにより、毎日使う汁椀やお祝い事で用いられる重箱などの漆器から、各時代を代表する建物や仏像、芸術品まで幅広く用いられ、今日に至るまで日本の生活と文化を支えてきました。そのような万能な天然由来の塗料を使って、拭漆という技法で料理ベラは作られています。塗っては布で拭くという作業を繰り返すことで、木目が透けた美しい艶が出る技法です。 木の内部まで漆が染み込むので、丈夫になり、水や油分を弾きます。 サイズは 縦30cm×横7cm×厚さ0.8cm で重さは30グラムほどですが、自然由来の素材でできているので、製品によって少しずつ異なります。
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拭漆料理ベラ 菜箸 ミニベラ セット
¥ 3,960
輪島塗職人の必須ツールである下地ヘラを、料理用のヘラに応用しました。古来より職人が作業をしやすいように角度や薄さを考えて、作りあげられたこだわりのフォルム。料理の際にもその特性が十分に発揮され、使い勝手がとてもいいです。 能登産の天然のヒバの木に漆塗装を施すことで、キレイな木目が浮かび上がり、キッチンに合わせて、優しい雰囲気や高級感をプラスしてくれます。見た目にも美しく長く愛用していただけます。 ヒバの木は柔らかくよくしなるので、金属製のキッチンツールとは違い、お鍋やフライパンを傷つけにくく、ホーロー製のお鍋やふっ素加工のフライパンも長く愛用できます。天然木と天然漆だけでできているので、体にも優しく、地球にも優しいヘラです。 「炒める」「混ぜる」だけでなく「よそう」「攪拌する」「裏ごしする」「潰す」これ1本で6役の使い方ができます。洗い物の量も減らせます。 現在も漆に勝る合成塗料は開発されていないと言われており、漆塗装を施すことで、木内部への水分や油分の侵入を防ぐことができ、耐久、耐水、断熱、防腐性が非常に高くなります。また、漆には抗菌性があり、日々衛生的にお料理をお楽しみいただけます。 輪島塗の職人が下地作業をする際に使っていたヘラを、塗師屋(輪島塗の製造メーカー)の女将が料理に使いやすいと考え商品化しました。実際に使ってみると、機能性、万能性、耐久性に驚き、形をお料理用に改良しました。 漆とは、ウルシの木の幹から採取した樹液 (生漆 ・きうるし) 、もしくはそれを精製したものです。漆は、体に優しい天然塗料です。漆によるかぶれに不安を持つ人も多いと思いますが、それは樹液の状態であって、完全に乾かすとかぶれる心配はありません。 (乾いた漆は基本的にはかぶれませんが、ごく稀に体質に合わない方もいらっしゃいます。) 漆を簡単に説明するとカナダのメープルシロップのような物です。漆は乾くという表現をしますが、実は空気中の水分を吸って固まっていくことで乾いていきます。そのため、漆は使う人の手の水分も吸い、持ち心地がとても良いのが特徴です。 また、漆は20年育てた漆の木からおよそ200g(給食の牛乳瓶1本分)しか採れません。漆の採取作業はウルシの木に傷をつけていくとで行われます。ウルシの木がその傷を保護しようとして出す瘡蓋を作るための樹液が漆です。しかし、傷をつけすぎると木が弱って枯れてしまうので、20年育てた木から200gしか採れない貴重な天然資源です。漆は塗料・接着剤としての役割を果たし、日本では縄文時代からその活用が確認されています。堅牢性、耐久性や加飾のしやすさにより、毎日使う汁椀やお祝い事で用いられる重箱などの漆器から、各時代を代表する建物や仏像、芸術品まで幅広く用いられ、今日に至るまで日本の生活と文化を支えてきました。そのような万能な天然由来の塗料を使って、拭漆という技法で料理ベラは作られています。塗っては布で拭くという作業を繰り返すことで、木目が透けた美しい艶が出る技法です。 木の内部まで漆が染み込むので、丈夫になり、水や油分を弾きます。 サイズは 縦30cm×横7cm×厚さ0.8cm で重さは30グラムほどですが、自然由来の素材でできているので、製品によって少しずつ異なります。 この拭漆料理ベラに、同じ技法で仕上げられた菜箸とミニベラをセットにして販売しています。 菜箸のサイズ縦28cm×横2cm、重さは10g、ミニベラ縦12.5cm×横2cmの2gで、こちらの商品も製品によってサイズと重さの微妙な個体差があります。